ご利用者の声

2021年04月14日　50歳代　女性　就職決定者

「コロナ禍でのパート切りを経験。二度目のテラス生となり、新たな夢を見つけました」

　2020年秋のはじめに二度目のテラス生になり、2021年3月にテイクアウトのおにぎり店にパート採用が決まりました。

　一度目テラス生の時、私はブランク7年の49歳という年齢でとにかく焦っていました。この年齢を逃すと就職は厳しいと。そして前職のwebデザインのスキルを活かせる職場を探し、パート採用に何とかこぎつけました。しかし時代は一変。コロナの流行で初めて緊急事態宣言が発令され、いわゆるパート切りとなりました。その時私は50歳。もはやこれまでと思う気持ちもありましたが、ステイホーム中これからのことをじっくり考えてみました。人生100年がもし本当なら、あと半分をどう生きようかと。でも答えは出ませんでした。

　何がしたいか、何をしたらいいのか、どうしていいかわからない気持ちを何とかしたくて、思い切って二度目のテラス生になり、何となく興味があったり、少しでも役に立ちそうな講習に、できる限り参加させていただきました。その中で一番私の仕事や生き方に対する気持ちを前向きにさせてくれた講習は、はなさきカフェの『キャリアデザイン』でした。

　それまでの私の就活は、例えると、草ぼうぼうの荒れた土地に建つ古びたビル（前職のキャリア）を何とか維持しようと必死になっていました。それはとても苦しかったです。講習でキャリアデザインを考えるうちに、今までのやり方では、自分にとって魅力ある人生はないと気づかされました。ここは一旦、ビルを壊し、整地して、杭を打ち、地盤を固め、木を植え、新たな建物を築かなくてはと。50歳にしてすべてリセットです。私の2巡目の人生を、夢と希望に満ち溢れた子供のようなつもりで始めてみることにしました。

　現在51歳、夢は自分のお店を持つことです。今はそのための修行であり研究する時間だと思っています。こんな夢を持つことができたもの、テラスの担当アドバイザーさん、講習・セミナーの講師の方々のおかげです。本当にいろいろ助けていただきました。感謝しきれないほどです。一人で就活していたらこんな気持ちにはなれなかったと思います。二度目のテラス生になったことで何かが変わり始め動き出しました。そしてなにより家族、自分自身の健康な体があったからこそ一歩を踏み出せたと思っています。